14,000ダウンロード突破！「pictory」で感動的な動画を簡単に作成

みんなのサービスをもっと広げるメディア「POPCORN Lab」のシリーズ企画『事業開発Journey』では、事業成長の裏側にあるストーリーに迫ります。
今回は、株式会社ネクストフロントの石井さんと愛木さんにインタビューを行いました。同社が開発した「pictory」がどのように誕生し、進化を遂げてきたのか、また今後の展望ついて詳しくお伺いしました。

pictory（ピクトリー）とは？

– 「pictory」のサービス概要を教えてください！

「pictory」は、撮影した写真を簡単に動画に変換できるスマートフォンアプリです。

その最大の特徴は、あえて手ブレやアナログ感を残すことで、偶然的でエモーショナルな仕上がりを実現している点です。
ストーリー動画やショート動画の素材として役立てていただけるアプリです。

このユニークなコンセプトが支持を集め、TikTokやYouTubeといったSNSでの利用を意識したツールとして広く活用されています。
簡単でありながら、どこか懐かしいテイストを楽しめます。

新規事業への挑戦が生んだイノベーション

– 「pictory」の開発背景を教えてください。

もともと当社はSES（システムエンジニアリングサービス）を主軸としており、次の柱を立てるために新規事業への挑戦を決断しました。そうして生まれたのが「pictory」です。

社内でアイデアコンペを開催し、社員全員が参加しました。その中から『毎日使えるシンプルで面白いもの』というコンセプトが選ばれ、「pictory」の開発がスタートしました。

– アプリ開発はどのように進められましたか？

「pictory」の開発期間は約半年でした。スマートフォンアプリ開発の経験が浅いチームにとって、決して簡単な挑戦ではありませんでしたが、社員同士の連携と創意工夫によって短期間での完成を実現しました。

– SES事業との違いを感じた点はありますか？

SES事業はお客様の依頼に応じて作業を進めるのが基本ですが、自社サービスの開発では、私たち自身が発信し、エンドユーザーに直接価値を提供できる点が新鮮でした。

特に、ゼロからサービスを立ち上げ、売上を生み出せることを証明できた点は、社内にとって大きな成果でした。社員によるアイデアコンペや楽しいプロジェクトを進める中で、社内全体が活気づいたと感じています。

リリース後の反響と多言語対応による拡大

– リリース後の反響について教えてください。

2024年8月にリリースした「pictory」は、3か月で14,000ダウンロードを達成しました。特に多言語対応を行ったことで、ユーザー層が一気に広がりました。

– 多言語対応がユーザー層の拡大につながったのですね！現在の利用者の属性について教えていただけますか？

英語や中国語などの主要な言語に対応したことで、海外ユーザーからの反響が大きかったです。現在、利用者の98%がAndroidユーザーで、海外からのアクセスが大半を占めています。

ユーザーからのフィードバックを基に、さらなる改善が求められているため、一つずつ課題を解決していきたいと考えています。

「pictory」で動画作りの新たな楽しさを

– 今後の展望について教えてください。

現在、「pictory」は広告収入を主な収益源としていますが、今後はサブスクリプションモデルを導入予定です。

また、将来的には関連アプリの開発や、同じコンセプトを軸にした新たなプロジェクトを立ち上げたいと考えています。
例えば、写真だけでなく動画を編集できる兄弟アプリの構想もあります。

「pictory」を軸に、同じコンセプトで派生アプリを展開することで、さらなる市場拡大を目指します。

– 最後に一言お願いします！

まだ事業部自体は立ち上げたばかりですが、これからいろいろなアプリを作り、「面白いアプリを作れる会社だ」と認知していただければと思います。また、若いエンジニアが「ここで働きたい」と感じるような企業文化を作り、さらに成長していきたいです。これからも面白いプロダクトを作っていきますので、ぜひご期待ください。

まとめ

石井さん、愛木さん、インタビューへのご協力を誠にありがとうございました！
新規事業部の取り組みならではのエピソードが大変興味深かったです。

撮影した写真からタイムラプス動画を簡単に作ることができるアプリ「pictory」。
デジタルでは得られないユニークな映像を制作してみたい方は、ぜひダウンロードしてみてください！

公式サイトはこちら >>