みんなのサービスをもっと広げるメディア「POPCORN Lab」のシリーズ企画『事業開発Journey』では、事業成長の裏側にあるストーリーに迫ります。
今回は、ランナーズコネクション合同会社 代表社員の福田 裕大さんにインタビューを行いました。同社が開発した様々なサービスがどのように誕生し、進化を遂げてきたのか、また今後の展望ついて詳しくお伺いしました。
「ランナーのための電卓」とは?
ランナーが練習やレースで必要な時間計算を簡単に行えるアプリです。通常の電卓では秒単位の計算が煩雑なため、ペース確認やラップタイム計測といった作業をスムーズにすることを目指して開発されました。初心者から競技者まで幅広いランナーに活用いただける設計です。
ユニークな時間計算アプリ「ランナーのための電卓」
– 「ランナーのための電卓」のサービス概要を教えてください!
福田さん:「ランナーのための電卓」は、練習やレースで時間計算が必要なランナーのために設計されたアプリです。従来の電卓では秒単位の計算が煩雑で、1kmあたりのペース確認などの作業が面倒でした。このアプリでは、それを簡単に実現できます。
– 具体的にはどのようなユーザーを想定されていますか?
福田さん:長距離ランナーやマラソン愛好者に加え、健康維持を目的にランニングを楽しむ社会人やロードレースに挑戦するアマチュアランナーです。初心者ランナーから競技者まで幅広いユーザーが対象です。
トレーニング計画を立てるときや、レース中に目標ペースを確認する際に便利です。秒単位の計算が瞬時にできることで、多くのランナーの負担を軽減できます。また、ラップタイムを記録して次のレース計画に活かすことが可能です。
– ユーザーからはどのようなフィードバックがありましたか?
福田さん:「使いやすい」という評価を多くいただいています。一方で、広告表示に関する改善要望や、タイマー終了時の通知音が小さいといった具体的な意見もあります。これらを受け、アップデートで機能を改善しました。

プロジェクトの背景と挑戦
– 数多くのアプリをリリースされていますよね!アプリ開発を始めたきっかけを教えてください。
福田さん:大学4年生の頃、日常的にトレーニングをする中で「これがあったら便利だ」と思った機能を形にすることからスタートしました。最初に開発したアプリにはトレーニングタイマーや筋トレ記録機能が含まれており、シンプルなものから挑戦してきました。
例えば、ランナー同士が情報を共有し合える場を提供するためのプロジェクトが一番印象深いです。ランナーが互いに励まし合い、モチベーションを高められる環境を整えたいという思いが強く、その実現に挑戦しました。
– 「ランナーのための電卓」以外にはどんなアプリを開発されているんですか?
福田さん:「ランノート」は、ランナー個々のトレーニングをパーソナライズするアプリです。AIを活用して、体調やトレーニング履歴に基づく最適なメニューを提案する機能を搭載予定です。また、仲間同士でデータを共有し、モチベーションを高める仕組みも検討しています。
世界各国のマラソン大会に参加しながら得た経験を元に、ランナーが快適に練習やレースに臨める環境を提供したいです。気候や標高に応じたトレーニングアドバイス機能や、大会エントリーから準備段階のスケジュール管理機能も検討中です。

アプリ設計の哲学
– アプリ開発を行う上で、大切にされている軸を教えてください!
福田さん:「シンプル・イズ・ベスト」がモットーです。多機能にするより、必要最小限の機能を最適な形で提供することを重視しています。計量統計学の知識を活かし、データ分析に基づいたアプローチで開発しています。
– 具体的な工夫はありますか?
福田さん:「ランナーのための電卓」では、時間計算に特化し、ユーザーが迷わない設計を心がけました。このシンプルさが支持される理由の一つだと考えています。
ランナー向けアプリで、トレーニングをもっと楽しく!
福田さん、インタビューへのご協力を誠にありがとうございました!
今回ご紹介したアプリはどれも、ランナー向けでトレーニングの効率化に役立ちます。
ランニングが好きな方はぜひご利用ください!
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