みんなのサービスを、もっと広げるメディア「POPCORN Lab」のシリーズ企画『事業開発Journey』では、成長の裏側にあるストーリーに迫ります。
今回は、株式会社Walkers代表の渡辺さんにインタビューを行いました。同社が開発した「Prompt Lab」がどのように誕生し、進化を遂げてきたのか、また今後の展望について詳しくお伺いしました。
「Prompt Lab(プロンプトラボ)」とは?
株式会社Walkersが開発した、AIへの指示(プロンプト)を簡単に作成・共有できるプラットフォームです。ユーザーは、専門知識がなくても、直感的なインターフェースを通じて効率的にAIプロンプトを構築できます。さらに、作成したプロンプトは他ユーザーと共有可能で、プロジェクトの効率化やアイデアのブラッシュアップに活用できます。AIをより手軽に、そして効果的に活用することができるサービスです。
きっかけは「AI活用の複雑さを解消したい」という思い
– まず、「Prompt Lab」が生まれたきっかけについて教えていただけますか?
渡辺さん:「Prompt Lab」は、AIへの指示を簡単に作成し、ビジネスで活用できるプラットフォームとして、私たち株式会社Walkersが開発したプロダクトです。AIを使いたいと考えるビジネスユーザーが増えている一方で、その複雑さや学習コストが高いという課題がありました。そこで、誰でも使いやすく、効果的に活用できるツールを提供したいと考えました。
– そのアイデアはどのように具体化されたのですか?
渡辺さん:開発初期の段階で、私たちは多くのビジネスユーザーがAIの複雑さに直面していることに気づきました。「もっとシンプルに、そして直感的にAIを使えるようにしたい」という思いを持ち、シンプルなインターフェースと、ユーザーがプロンプトを作成して投稿・共有できる機能を取り入れました。これにより、ユーザー同士が知識を共有し、より効果的にAIを活用できる場を作ろうと考えました。また、ニーズは日々進化しており、開発スピードも重要です。そのため、「Prompt Lab」はノーコードとAIを活用し、1週間でリリースしました。AIへの関心が高まっていた時期でもあり、ありがたいことに、リリースからわずか2日で1万PVを突破しました。この経験を通じて、時代のニーズに遅れずに対応することの重要性を改めて実感しました。
– すごいですね!機能としてはどんなことができるんですか?
渡辺さん:「Prompt Lab」では、ユーザーがプロンプトを作成し、そのプロンプトをAIに使わせてみることで、業務やプロジェクトの効率化を実現することができます。また、プロンプトを投稿することで、他のユーザーとの共有やフィードバックが行えます。審査システムを導入し、質の高いプロンプトのみがプラットフォーム上に掲載されるようにしています。
「使いやすさ」を追求したデザインとフィードバックの活用
– 開発の中で特にこだわった部分はどこですか?
渡辺さん:UIデザインに特にこだわりました。初めてAIに触れるユーザーでも直感的に使えるように、シンプルでわかりやすいUIを目指しました。例えば、プロンプト作成画面では、ユーザーが直感的に理解できるよう、ボタン配置や配色に工夫を凝らしました。また、投稿の手順がわかりやすくなるように、導線を何度も見直しました。
– そのデザインが「Prompt Lab」の使いやすさを支えているんですね!その改善のプロセス、具体的にはどのように進めているんですか?
渡辺さん:改善点が特定された場合、ノーコードツールを活用して迅速にプロトタイプを作成し、フィードバックを反映しています。このプロセスを繰り返しながら、短期間で修正を行い、ユーザーのニーズに迅速に対応する体制を整えています。開発とテストを通じて、常にユーザー体験の向上を目指しています。
「自分たちもAIの力を引き出したい」という姿勢が原動力
– 株式会社Walkersとして、「Prompt Lab」を開発するにあたって大切にしている理念は何ですか?
渡辺さん:私たちは、AIの技術がどれだけ進化しても、それがユーザーにとって使いやすくなければ意味がないと考えています。「誰でも使える、直感的でシンプルなAI体験」を提供することを最優先にしています。AIの力を引き出し、ビジネスで実際に役立てるツールを提供するために、技術とデザインの両面から徹底的にこだわりました。
– その姿勢が「Prompt Lab」の魅力を生んでいるんですね!開発チームのモチベーションはどうやって維持していますか?
渡辺さん:私たちのチーム全体が同じビジョンを共有していることが大きいですね。AI技術を普及させるという共通の目標に向かって協力しているため、モチベーションは自然と高く保たれています。また、ユーザーからの「業務効率が改善された」といった具体的な声を聞くと、それが私たちのさらなる原動力になっています。
新たな機能の追加と今後の展望
– 「Prompt Lab」をどのように進化させていきたいですか?
渡辺さん:今後は、ユーザーの利便性を高めるために、プロンプトの増強や精度向上、売買機能の導入、UXの改善など、いくつかの新機能を順次追加していく予定です。また、ユーザーからのフィードバックを基に、さらに求められる機能を取り入れ、使いやすく効果的なプラットフォームに進化させていきたいと考えています。これにより、AI技術がより多くのビジネスで活用されることを目指しています。
– それは楽しみですね!Walkers社としては、今後AIを活用してどのような未来を目指していますか?
渡辺さん:私たちは、AI技術を広く普及させ、誰もが簡単にその力を活用できる社会を実現したいと考えています。「Prompt Lab」を通じて、ビジネスにおけるAI活用のハードルを下げ、効率化や新たなビジネスチャンスを提供していきます。今後もユーザーの声を大切にしながら、サービスを進化させ続けていくつもりです。
「Prompt Lab」で新たなキャリアに挑戦しよう!
渡辺さん、インタビューへのご協力を誠にありがとうございました!
AI技術を簡単に、そして効果的に使いこなすための「Prompt Lab」の開発背景やビジョンについて、非常に勉強になるお話を伺えました。Walkers社が描く未来の可能性にますます期待が高まります。
「Prompt Lab」では、専門知識がなくても、直感的なインターフェースを通じて効率的にAIプロンプトを構築できます。
AIをより手軽に、そして効果的に活用することができるので、ぜひ体験してみてください!